洋服作り暦は20年。
昔、どん底貧乏だったMakoは、ふりふりお洋服への憧れを胸に抱きつつも、持っている服といえば、学校の制服と、お兄ちゃんのおさがりの男物のつなぎだけでした(笑)
着せ替え人形も欲しくて欲しくてたまらず、紙に女の子の絵を描いて切り取っては、紙の着せ替え人形を作る毎日でした。
「もっとフリフリに!より派手に!」
エスカレートしていく欲望に紙の着せ替え人形では表現の限界を感じたものです。
ある日、町へ出かける兄に、せがみにせがんで女の子の着せ替え人形を買ってきてくれと頼んだ私。
「よし、そんなに言うなら土産に買ってきてやる。」
兄のこころよい返事をもらい、胸が張り裂けんばかりにドキドキしながら兄の帰りを待った時の気持ちを、今でも覚えています。
そして、帰ってきた兄からお土産を受け取った時の気持ちは、もっと忘れられません。
兄が買ってきてくれた人形はなんと・・・・
女の子ではなく、トラのぬいぐるみだったのです・・・
「これしかなかったんだ・・」
と、兄。
一生懸命探してくれた兄に悪いと思いながらも、本当にガッカリしたものです。
でも、どうしても可愛いお洋服への夢が捨てられず、いろんなところで生地を集めてきは、独学ながらも必死で、トラの洋服を作り、いつしか色々な服が作れるようになってしまったのでした(^^ゞ
「早くボロボロになってこのトラのシマ模様が消えてくれたらいいのに・・・」
シマシマのせいであんまりお洋服が似合わないトラの体を眺めながら、そんなことを思ったりもしました(苦笑)
あれから20年・・・・
今ではプリプ達のお洋服を作っています。
プリプ達はゴージャスな服も着こなせるカリスマ性があり、とても魅力的なお顔で
私の最高のイメージキャンバスです。

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